知られていないタイヤ交換、チューブ交換の原因 – 自転車修理の作業日誌



2021年4月20日(火)

 

今日は自転車修理の定番、タイヤ交換、チューブ交換の意外な原因について。

 

タイヤは磨耗してすり減ったり大きな穴が空いたら交換するもの。だから見た感じ減ってないし、空気も入っているから問題ない。

 

一般的にはそう思われるかもしれません。しかしよく見るとかなり危険なものも。

 

下の写真は三鷹市のお客様で本日交換したタイヤ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劣化していますし、よく見ればひび割れもありますが、まだ溝もあるし使えそうに見えますよね?

 

しかし外して中からみてみると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日にかざしてみるとひび割れから向こうが透けて見えているのがわかるでしょうか。

 

繊維状に見えるものはタイヤのコードと言われる部分で表面のゴムの下にあるタイヤの形状を保つための基礎となる部分です。

 

ゴムがひび割れてコードが見えてしまっている。今にも千切れそうな布で支えて走っていると言うことですね。

 

逆にいうとチューブに穴があかなければこんな状態でも走れてしまうということ。

 

しかしこんな状態ですのでいつかはパンクしてしまうのですが、単純に空気が抜けて走れないってだけならイイんですが、走行中にいきなりバースト(破裂)してしまうと怪我や事故に繋がりますので注意が必要です。

 

今回はお客様が後輪が歪んでいるような違和感がある。ということでお伺いしましたが、ここまで来るとタイヤ・チューブ交換となります。

 

見た目や感覚ではわからない場合も多いので定期的な点検が大切なのがわかるかと思います。

 

 

さて、お次は西東京市のお客様。後輪の空気が抜けてしまった、という症状でお伺いしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ乗られて一年位と言うことで溝もほとんど減っていませんし、外観からはひび割れ、異物が刺さった様子などもありません。

 

しかし中を開けてみると。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイヤの中のチューブがボロボロに削れてしまっています。

 

これは空気圧不足によって本来空気圧によってリム(車輪)に固定されているタイヤが走行時の回転負荷によって回ってしまうことで起こります。

 

チューブはバルブ部分で車輪に固定されているので、タイヤのみ漕ぐ力で動いてしまうということですね。

 

このときのチューブ、タイヤ間の摩擦によって削れてしまった事例です。

 

この場合もチューブ全体が削れてしまっているのでパッチ修理では対応できずチューブのみ交換となります。

 

 

以上、2つの例を紹介しましたが、どちらも外観からは判断できないと思います。

 

前者は経年劣化ですので定期的な点検での発見、後者は空気圧不足が原因ですので定期的な空気入れができていれば防げていたものです。

 

ということで定期的なメンテナンスの重要性がわかって頂けると思います。

 

安全面ももちろんですが、コスト的にも早めに発見したほうが結果安い場合が多いので定期的な点検をおすすめ致します。

 

 

 


 

 

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