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梅雨時期にやりがちだけど…自転車の傘さし運転は危険!

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自転車の使い方・選び方【メンテナンス・関連アイテムなど】
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2021年6月28日(月)

自転車の出張修理の古田輪業です。

梅雨に限らず雨の日につい傘を差して自転車に乗っている方いませんか?危ないのはわかりつつもついつい…という方も多いのではないでしょうか?

しかし、自転車の傘差し運転は危険なだけでなく法律で禁止されています!というお話と、雨でも自転車に乗るにはどうしたら良いの?というお話を自転車のプロがお教えします!

そもそもどうして傘差し運転が禁止なの?

警視庁によると

・片手ハンドルになるので、正確なハンドル操作をすることができず、他の車両や歩行者等と衝突する危険性があります。

・ブレーキは前後輪の両方を使用しないと、制動距離が長くなります。片方だけの操作では、必要な際に急ブレーキができません。

・急な突風で傘があおられると、バランスを崩し、転倒して怪我をしたり、歩行者等と衝突する危険性があります。

出典: 警視庁交通部からのお知らせ 傘さし運転はダメですよ!絶対!

と、あります。当たり前ですがシンプルに危ないからやめましょう、という話ですね。

やったらわかりますが、まともに自転車の操作ができる状態ではないので正直言われるまでもないかと。

危ない以前に違法です!

違法って言われると物騒だなぁ、と思われるかもしれませんが、上記のページを見ると

・傘を差す、物を持つなどの行為で視野を妨げたり、安定を失うような方法で自転車を運転してはいけません。(道路交通法第71条、東京都道路交通規則第8条)

・傘を自転車のハンドルに固定させる装置を使用して傘をさす方法なら、片手運転にならないからいいじゃないかとお考えの方はいませんか?これもダメですよ!

・傘を固定していても風にあおられたり、傘が視界を妨げたりすることにより不安定な状態になり、転倒したり、歩行者等と衝突する危険性があります。
安定を失うおそれのある方法で自転車を運転すると、取締りの対象になる可能性があります。(道路交通法第70条、東京都道路交通規則第8条)

とあります。このような状態で自転車の運転をすることは、危険なだけでなく、事故の際に高額な賠償をしなければならない場合があります。

自転車での事故の場合も自転車側が加害者になる場合も増えています。傘さし運転で事故を起こしたら、当然自転車側の責任が問われることになります。

雨の日に自転車に乗るには

毎日の通勤や子供の送り迎えなどでどうしても雨でも自転車に乗らないといけない。そんな方も多いのではないでしょうか?

そんなときは自転車用のレインウエアが便利です。というかこれしか無い。

これならハンドル操作も問題ありませんし、風で傘が煽られて危険な思いをすることもない。

最初は抵抗があるかと思いますが、そもそも命には変えられません。なれたら傘さし運転なんて二度と出来ないですよ!

種類も色々あるので自分にあったものを試してみることをおすすめします。

パンツタイプのものは風でめくれ上がらないので機能性では一番です。

参考になれば幸いです。

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