さて、だんだんと気温が下がり冬本番という感じになってきましたね。自転車に乗るのも寒くて大変ですが、そんな時こそ便利グッズで快適な自転車ライフを!
今回は電動アシスト自転車を買ったら揃えたい便利なアイテムを自転車屋のプロの目線からピックアップ。
電動アシストに便利なアイテムを中心に紹介していますが、普通の自転車でも使えるアイテムもあるのでぜひ最後までご覧ください!
Amazon ブラックフライデーも始まりますのでリストを作って準備しましょう!
自転車を買ったら一家に一台!空気入れ
駅前の駐輪場に空気入れはあるし、自転車屋さんで入れてもらえるから空気入れはいらないかな?と思いがちですが、やはり手元にないと空気が少ない状態で乗ってしまいがち。
自転車のパンクの原因の7割以上は空気圧不足と言われていますので、自宅でしっかり入れるのが基本です。
空気が完全に抜けてしまうと、動かすのも大変なので、いざ自宅でトラブルがあった時は空気を入れる事で自転車屋さんに持って行く事が出来ます。
手頃で確実な手動空気入れはこちら。
やっぱり手で空気を入れるのはめんどくさいし大変…そんな方は電動空気入れもオススメ。
最近は価格も手頃になってきましたし、車やバイク、ビニールプールなどにも対応していますので、一家に一台あると便利ですよ。
こちらはBlog、YouTubeでも紹介しています。
劣化の原因は「雨と紫外線」故障の防止にも
自転車のカバーしてますか?面倒で使わなくなる方も多いですが、自転車屋として数多くの修理をしてきましたが、カバーをしている自転車としていない自転車は、劣化具合が全く違います。
ただの見た目の話かと思いきや、タイヤの劣化の原因一つに紫外線によるひび割れがあります。他にもチェーンに雨がかかることによる錆や、プラスチック部品の劣化の原因の多くも紫外線です。
体に触れる部分が多いものですので綺麗に保ちたいのはもちろんですが、長期的な視点で見ると故障率も大きく変わってくると言えますので、ぜひカバーを検討しましょう。
購入の際はサイズにご注意を。
【義務化】ヘルメット着用は大人も子供も必須に
自転車のヘルメット着用は、2023年4月1日より、すべての自転車利用者において努力義務化されました。
努力義務のため罰則こそありませんが、学校や会社によってはヘルメットを着用していないと通勤、通学の許可が降りない場合も増えているそうです。
最近はバリエーションも増えて買いやすいものも増えてきましたが、おすすめは日本のヘルメットメーカーOGK。
バイクのヘルメットも作っている信頼のあるメーカーです。一時期は在庫がない状態が続きましたが、最近は解消されているようです。
大人から子供まで、バリエーションも豊富です。
こちらはSG認証という製品の安全、品質検査に合格した製品です。
意外な盲点?バッテリーにも二重ロックを
電動自転車は高額ですが、その大きな部分を占めるのがバッテリー。単体で購入してもとても高価なので盗難の対象になりやすい。
もちろん大手メーカー車は鍵でロックされているものの、プロの窃盗団などはあっという間に盗んでしまいます。
二重に鍵をかけていると、盗むのに時間がかかるので対象にされにくくなります。バッテリーの値段を考えると鍵は保険だと思って二重にかけておくのが安心です。
【厳罰化】ながらスマホは即罰金。悪質な場合は実刑も
2024年11月1日に施行された改正道路交通法により、自転車の運転中にスマートフォンで通話したり、画面を注視したりする「ながらスマホ」が禁止され、罰則の対象となりました
「ながらスマホ」の罰則は、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金です。交通事故を起こすなどした場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金となります。ここでいう「ながらスマホ」とは
「スマートフォンなどを手で保持して、自転車に乗りながら通話する行為、画面を注視する行為」
となります。
しかしスマホは生活必需品。ナビに使ったり、着信に出なければならない時もありますよね?
スマホホルダーを使えば、手に持って走行したり、ポケットの中を探して片手運転をするといった危険行為を減らす事が出来ます。
自転車に乗車中のスマホ利用は極力避けるべきですが、現実的な運用上、安全に役立つアイテムと言えます。
渋いが名品。老舗のサドルカバー
雨が降った時に困るのが自転車のサドル。座る部分ですよね。
サドルカバーをしていても結局拭かないと濡れてしまうし、出先で雨に降られた時にいつもタオルやハンカチを持ち歩いているとも限りません。
そんな時はこちらのサドルカバー
二重構造になっており、濡れた面をめくると乾いた面が出てくるのでそのまま濡れずに乗る事が出来ます。
老舗メーカーの昔からある商品ですが、評価も高くいまだに根強い人気があります。
買わないと大損?スイッチカバーはマストアイテム
電動自転車の手元にあるスイッチ。毎日毎日ポチポチ押すことになりますが、スイッチの表面は薄いフィルム状の製品なので、破れるとと水が入って壊れてしまいます。
実はこれがかなりやっかいで、部品自体の値段が高いので交換すると1万〜2万円の修理になります。
しかも、電動自転車の電動部品は8年ほどで製造をやめてしまうので、スイッチが壊れただけで自転車自体が乗れなくなってしまう、なんてことも起きます。
私も自転車屋として数多くの自転車を見ていますが、長期間使っていると多く見る症状ですので新品のうちからカバーで保護しておくのが正解です。
購入の際はメーカー、車種をお間違えなく。
純正以外の選択肢も。チャイルドシートカバーは機能で選ぶ
子ども乗せ電動自転車を買ったら一緒に購入したいのがチャイルドシートカバー。
しかし純正品はお高い…安いのもあるけど機能や耐久性は?
そんな方におすすめなのがこちらのカバー。丈夫な作りでカバー全体にフレームが入っており、カバーが垂れ下がってくるような事がなく、乗せ下ろししやすい。
また高さが調整できるようになっているのでお子さんが大きくなった時にもしっかりと合わせられます。
純正品に比べると手頃な価格もいいですよね。安すぎる商品は耐久性に難があるのでご注意を。
意外と寒い?チャイルドシートの防寒対策
子ども乗せ電動自転車で冬の送り迎え、チャイルドシートの上は風が当たってかなり冷えます。
大人は一生懸命漕いでいるので意外と寒くないんですが、子どもの着るもの対策は意外と大変。
厚着させればいいのですが、あまり着せると着膨れして嫌がったり、チャイルドシートに乗せにくくなります。
こちらの商品は表は防風性を備えた生地で、中は暖かいボア素材。被せるだけでマジックテープとボタンで留められるので簡単に着脱できます。
被せるだけなのでベビーカーでも使え、長く使えると評価も高いです。
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夏でも冬でも困るのが手元の対策。夏は日焼け、冬は寒さ対策が大変ですよね。
特に冬は寒くて対策に困りますが、やっぱり確実なのはハンドルカバー。
手袋よりも暖かく、夏はボアを外せば涼しく日焼けも防いでくれるので一年中使えます。
唯一見た目が難点ですが、カラバリも豊富なのでお気に入りを見つけてみましょう。
もちろん電動アシスト対応なのでスイッチの表示も確認できます。スイッチの日焼け、雨漏り対策としても有効です。
まとめ
いかがだったでしょうか?利便性だけでなく、故障や盗難のリスクを下げて節約にもなる商品もありました。その他にも法改正などにより必要なものも出てきますので、自分のライフスタイルにあったアイテムを見つけて快適で安全な自転車ライフを送りましょう!