—動画で空気入れの方法と空気圧の確認方法を詳しく解説しています—
さて、あなたは自転車の空気入れ(ポンプ)もってますか?えっ持ってない?
よくパンクして修理する、自転車屋で空気が少ないと言われたことがある。そんな方は要注意です。
なぜなら、自転車のパンクの7割は空気圧不足によるもの、と言われているからです。
出張修理の自転車屋が使っている空気入れ
まず先に僕が使っているのはこちらです。
仕事で毎日空気ばかり入れているのでもう手動ポンプは使えません。電動ポンプむちゃくちゃ楽です。
Amazonとかでも似たようなものがありますが、流石はマキタ。仕事で2年近く使っていますがびくともしない。耐久性はやっぱり違う。
自転車の台数が多かったり、車やバイクを持っている方だったら絶対元取れます。むちゃくちゃオススメです。
※バッテリー、充電器は別売ですのでお気をつけ下さい。実は純正バッテリー高いので互換品を使ってます…
普通に使うならコレで十分ブリヂストンのスマートポンプPM-501
さて、実際に年間1000件以上自転車を修理している自分の実感としては、かなりの方が空気圧が足りません。
で、話を伺うと、空気入れを持っている方がやはり少ない。
一ヶ月に一度以上と言われる空気入れの頻度ですが、ついつい忘れがちになりますし
「ちょっと空気が少ないかな?」
と思っても、空気入れが近くに無ければ、少ない空気のまま走ることになります。
ですので、やはり空気入れ(ポンプ)は一家に一台必需品と言えるでしょう。
しかし、価格や性能、使い勝手のバランスなどで、意外に多くの方にオススメ出来るものがなくて困っていたのですが、今回当店でも取り扱いが出来るようになりましたのでご紹介します。
そのポンプがコチラ。ブリヂストンのスマートポンプPM-501というモデルです。
オススメポイントは3つです。
- 1.値段が安い
- 2.空気が入れやすい
- 3.難しくない
順番に解説します。
1.値段が安い
良いポンプって意外と高いんですよね。オススメは?って聞かれたら3000円以上の金属製の重いやつをオススメしてました。しかしママチャリに空気入れるだけならに安いほうが良いですよね?コチラは1500円以下で買えるのでコスパは最強。
2.空気が入れやすい
安いのは良いけどちゃんと空気入るの?って所ですが、さすが天下のブリヂストン。しっかり軽く入ります。シュコシュコと軽くポンピングするだけでスムースに入ってくれます。コレならお子さんも出来るかも。
一昔まえはプラスチックのポンプなんて絶対オススメしなかったんだけどな〜進化ってスゴイ。
3.難しくない
空気入れに難しいとかあるの?と思われるかもしれません。しかしいろんなバルブに対応した何でも使えます!みたいな空気入れを買って、なんだか使いにくいなー、コレでちゃんと入ってるの?なんて思ったことありませんか?
その理由がコレ

空気入れの口金(洗濯バサミみたいなヤツ)がポンプのホースから真っ直ぐに伸びて、余計なアダプターがついていない。
それだけ?って思いますが、この角度が重要で、お子さんの小さい車輪とか、最近の電動自転車みたいにタイヤの小さいタイプだと、アダプターでL字に曲がっていたりすると意外に面倒だったりします。
その上一般的な自転車に使われている英式バルブ専用なので、余計なレバーなどがついていないのでこの口金をバルブに挟むだけで空気が入れられます。間違いもない。
逆にいうとロードバイクとかクロスバイクに使われているフレンチバルブや車と同じような米式バルブには対応していませんが、そういった自転車にはちゃんとした高圧用のメーター付きのポンプを買いましょう。
コチラにもボールなどに入れられるアダプターは付いています。
まとめ
あえてデメリットをあげるとするとプラスチック製なので耐久性に不安がありそうなのですが
「作動耐久試験10万回クリア!」
と謳っているので、どこのだか分からない激安ポンプとは品質に差がありそうですね。
正直こんな簡単なものでも誰にでもオススメ出来るものって意外となかったんですよ。高いと買ってくれないし。しかしこいつのおかげで
自転車屋「空気少ないのが原因ですね〜空気入れお持ちですか?」
お客様「持ってないんですよ〜ありますか?」
自転車屋「・・・ありません」
お客様の心の声(いや、なんでやねん!持っとらんのかい!自転車屋やろ!)
といったギャグみたいな会話から開放されます。めでたしめでたし。
うちでも取り扱っておりますのでお声掛け下さい。
※空気入れの購入のみの出張は出来かねます、ご了承ください。